保育園について(ゆらりん東大泉の保育内容)
2006年 07月 15日
教育中心の幼稚園と違い、保育といえば、子どもが衣食住の保育にかける子どもたちを預かる場所であり、福祉の管轄となる。しかし、いまでは、働く女性のみならず、核家族の支援とあいまって、保育の重要性の見直しがされており、その内容が現実を見据えながら改良されている。
ゆらりんは、一連のフランチャイズ形式の会社であるが、そのタイトルは「ゆとり」からきており、とりこぼされていく現代生活の溝を埋めていくような、ライフサポートを目指しているという。
ライフサポート株式会社チャイルド事業へのリンク
以前、有職婦人と、家庭婦人の生活時間の違いを調査したことがあり、その結果は、前者は後者に比べて、衣食住の時間を切り詰めて仕事にまわしており、特に食事の時間が短いことが分かった。
子どもにとって、食事は、体を作るだけでなく、大切な情操の機会だけであることは言うまでもないが、この東大泉保育園では、「食育」に着目して、その溝を埋めようとしてくれている。
現代では、親が料理が出来ないために、子どもの嗜好や味覚が偏ったりする例も、みうけられて、親が忙しいので手間を省いた栄養のない料理よりは、保育のプロと栄養士による食事の提供は、子どもが小さければ小さいほど、大切である。いつも決まった同じ時間に、重要な栄養素を満遍なくとれることで、将来の肥満や成人予防になるからである。
だが、やはり子どもにとっては、一番は親に違いないので、ウイークデイに忙しい分、休みの日には、じっくり手間を楽しむぐらいの手料理で、親からの味を伝えてあげて欲しいと思う。
また、私もこの保育関係に関与することは、親子ダンスを教えている上で色々とあるのだが、この東大泉保育園は、都内にもかかわらず、緑多い公園などがあり、それを利用して色々な行事もあり、無味乾燥になりがちな都会生活のきびをサポートしてくれるので、幼い頃自分自身が体験しておらず、行事に疎い親には、有難いだろう。実際、行事は、「生きる力教育」の中でも叫ばれている親子の思い出となって、いざと言う時に、親子の絆を確かめるよすがとなりもする。
また、遊びの大切さもこの保育園では、認識されており、遊びによる様々な緊張ほぐしや親子相談が、「ふれあいの時間」で行なわれているようである。
このような子どもにとっては基本的なことだが、忙しさに忘れてしまいがちな子育て生活をサポートしてもらうことは、近くに親族が居ない場合はなおさら大切なことだろうと思う。
子育ての色々な問題は、まだまだ、山済みだが、この東大泉保育園のように実践の中で、一つ一つ解決していこうという姿勢が大切なんだろうと思う。
by romanced
| 2006-07-15 15:39
| 興味