真実は私と貴方の心の中に眠る


by romanced
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ウィル・スミス主演「I,ROBOT」

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1,ウィル・スミス主演「I,ROBOT」;ロボットは、芸術を作れるか?

 アイロボットの3大原則(3Lows Safe)は、アイザック・アシモフのロボット工学における3原則である。
1、人間に危害を加えてはならない。
1、人間の命令に従わなければならない。
1、前の2つに反しない限り、自己を守らなければならない。

 ロボットが自分で知能を発達させていくのは、素晴らしいことである。ロボットが自学自習したら知力・体力など、人間はロボットにはかなわないが、一つだけ人間が優れているところとして、人間には「心」があり、芸術や音楽が作れる。この点がこの映画の中では、ロボットと違うとしている。本当にそうなのだろうか?今は芸術も数学的であり、揺らぎやカオスもPCで作りだせる時代になった。だから、そのような複雑な芸術でも、ある程度黄金率の公式通りの揺らぎを持たせれば、人間には心地よく、ロボットでも生演奏などの芸術は可能だと思われる。


2,ウィル・スミス主演「I,ROBT」;ロボットとの共存とは?

 しかし、何もかも人任せにして楽をしてしまう悪いところが、人間にはあるが、ロボットにはそのような「怠け癖」がない。このような「怠け癖」が「心」の厄介なところだ。これが両者の決定的な違いである。その違いがロボットを進化させ、人間を管理し、いつのまにか人間を奴隷化するような暴走させる原因ではないだろうか。(その怠けぐせも、揺らぎの個性として、ロボットにつくりだせるだろうが、それをしたら、人間が見張らないといけないから、怠け癖のある人間には良いかもしれない)それをこの映画では人間の「心」としているが、先のことを考え楽をするから、ロボットがあれば便利だし、ロボットがいなければ鬱になる人間もいるだろうし、人間に似せて心配性のロボットもつくれるかもしれない。無鉄砲な子供には、心配性のロボットはよい保育ロボットになるだろうし、育児ロボットができれば、子供の虐待などなく、理想的な環境で子育てができるかもしれない。と思うのは、人間だけなのかもしれない。(子供も親というロボットに将来の人生設計の管理をされてるのかな?いや、既に社会機構というロボット的存在の構造に人間は、勝ち組み、負け組みというように管理されているのかな?)
 心の揺らぎや、気まぐれなど、本当はロボットに作れるのかもしれないし、そのようなプログラムを必要とする人間の心の隙間、いつもでも、楽したいという気持ち、それがこの映画の本当のテーマになりうるしと思う。その先を人間とロボットのSFとしてこの映画ではもっと創造的に扱って、アシモフの次の議論を提示して欲しかったと思う。
 どこまでも進化するロボットとの生活に、人間の気力、精神やモラルがついていけるのか?この問いを繰り返しながら、もっと様々なストーリー展開を描けるに違いないと思った。
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by romanced | 2005-08-11 01:47 | 映画